出会い編「第一話」マッチした相手は悪魔

出会い編
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今日マッチングアプリを始めた

今から1、2年前の話。

僕は某マッチングアプリを入れた。

親元を離れて一人暮らし。


毎日、仕事が終わって家に帰っても誰もいない。
家で誰とも話さない生活にかなりの寂しさを感じていた…

もともと、家族は多い方じゃない。
母親は、僕が18の時に亡くなった。

それからというもの、
どこかでずっと“埋まらない何か”を抱えたまま生きていた気がする。

だからなのかもしれない。

「誰かと一緒にいたい」
「普通な恋愛がしたい」
「この寂しさを埋めたい」

そう思って始めたのが、マッチングアプリだった。

そしてマッチングアプリをやり始めて数日

マッチした瞬間、正直「当たりだ」と思った。

写真は普通に可愛いし、プロフィールもちゃんとしてる。
むしろ今までの中で一番まともそうだった。

「やっと普通の子きたかも」

そんな軽い期待を持って、何気なく送った最初のメッセージ。
その時の俺は、まだ知らなかった。

この出会いが、後から自分の金も時間も人間関係も、全て壊れるなて…

──いや、正確に言うと。

後から考えれば、あの時点でやめておけばよかった。
でもその時の僕は、ただただ高揚感に浮かれていた

その相手が、“悪魔”みたいな存在だったことを。

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